３月１２日にジャカルタ州知事のアニス氏がセクター別最低賃金を発表しました。セクター別の最低賃金とは、業種ごとに決定される最低賃金のことで、当該業種の経営者協会と労働組合の代表と話し合いを行い、地域ごとに定めた最低賃金を上回る額面で知事が設定することができるというものです。そのため地域によってはセクター別の最低賃金が設定されないところもあります。

２０１８年のジャカルタ州のセクター別最低賃金は、昨年の３業種から大幅に増えた１１業種で定められました。それぞれの業種でもさらに細分化されており、条件が該当する業種に限り最低賃金が適用されます。どれにも該当しない場合は、１８年の地域別最低賃金である３６４万８０３５ルピアが適用されます。以下がセクター別最低賃金が設定された業種です。

ただし、前述のようにセクターごとに適用される業種が細分化されており、また条件もあるため、詳細の確認が必要です。また、適用されたセクター別最低賃金は１８年１月１日まで遡って適用されますのでご注意ください。

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